キャッシングとは日本で生まれた和製英語で、お金を借りる(cash)にingを付けた言葉で、一般的に「お金を借りる」ということをいいます。
この言葉が生まれたのは80年代後半で、お金を借りる方法にとローン貸付という意味の英語が一般的に広まっていたのですが、主にローンというイメージは住宅ローンやマイカーローンといった大口融資というのが一般的ですが、日常生活で使う程度の小額の融資をイメージさせる言葉として生まれたの「キャッシング」です。では、目的別にカードローン選び方を学んでみましょう。
「目的ローンでお金を借りる」
銀行には利用目的を決めて借りる目的ローンがあります。
たとえば、将来を考えてマイホームを建てたい、車を買い替えたいという場合、住宅ローンやマイカーローンでお金が借りられます。
これらの目的ローンでお金を借りるときは、多くの書類を用意しなければなりませんし、担保設定や保証人を誰かにお願いすることで利用できるようになります。
申込をしても審査に時間がかかり、融資までに時間がかかります。
また借りたお金は直接住宅会社やカーショップへ入り、あとは返済を続けるだけになり、追加融資を申し出るときは、改めて書類から用意しなければなりません。
「キャッシングでお金を借りる」
キャッシングは、消費者金融がこういった大口融資とは別に、サラリーマンを対象にした小口のお金を貸すことから始まりました。
今では銀行もキャッシングに力を入れ、多くの銀行がカードローンが積極的に顧客獲得をするようになっています。
キャッシングでお金を借りるときは保証人や担保を用意する必要がありません。
担保になるのは申込者の信用度だけで、正社員だけでなくパートやアルバイトをしているかたでも申込ができます。
審査で信用できる申込者と判断されれば無担保でお金が借りられます。
目的ローンは追加融資を申込むとき、書類から用意して同じような手順を経て借りるようになりますが、キャッシングは審査で融資限度額が決まればその範囲内なら何度でも追加融資が可能で、追加融資の面倒な手続きは必要ありません。
「キャッシングの申込先が選べる」
キャッシングは消費者金融やクレジット会社、銀行カードローンなどで申込ができます。
一般的に言われているのが、すぐにお金が必要なときは多少金利が高くなりますが消費者金融、銀行カードローンは低い金利が魅力的で、金利を低く借りたいときは銀行カードローンがおすすめです。
また、ショッピングやキャッシングの両方で使いたいときは、クレジットカードでキャッシングすることもできます。
自分がどういう使い方をしたいのかを決めることで、どこへ申込みをするのがよいかが見えてきます。